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技術紹介
BeadArrayテクノロジー
半導体技術(MEMS)によりチップ基板にエッチング形成されたミクロン精度のホールに対し、表面にDNAプローブ固定化されたシリカビーズが自己組織化的に配列されます。ビーズ数は1サンプルエリアあたり150万個、1遺伝子転写産物(or Locus)あたり約30個のビーズがランダムに配置しています。
固定化されたオリゴプローブのリンカー部位にアドレスを認識するため29merの配列を有します(イルミナコード)。全てのBeadsChipはあらかじめ4種類の蛍光試薬によりデコードされ、150万個すべてのBeadsのアドレスが特定されています。このデコーディングプロセスが各ビーズの定量的評価を兼ねているため一般のマイクロアレイでは不可能なQCチェックが可能となります。
アプリケーション
Illumina BeadChipをプラットフォームとした高精度な受託解析サービスを提供します。
発現解析
1アッセイで48,000種の転写産物による網羅的発現解析と30枚のアレイチップに相当する統計的裏付けのある解析データが得られます。これまでアッセイコストが倍加することが、リプリケーション実験による解析精度を確保することへの現実的な障害となるとともにアレイチップレプリカの再現性の限界がマイクロアレイ法の実験精度を決定していました。いまここにIlluminaBeadテクノロジーにより障壁のクリアをアシスト致します。
これまでマイクロアレイ法の弱点とされていた低発現領域のmRNAまでもが高い再現性で解析することが可能となりました。
当社PGxリサーチセンターでは、細胞からのRNA抽出、微量サンプル(totalRNA:500ng(最小150ng))からお受けします。
GeneSpringソフトによる基本解析(無償)、自社ソフトGeneViewerの提供(無償)、GeneSpringソフトによるオプション解析(有償)、RealTimePCRのプライマー設計のアシスト等の情報提供も可能です。
SNP
およそ30億塩基の配列をもつゲノムDNAには、約300万〜1000万のSNP(一塩基多型)が点在すると見られています。
SNP多型はABC血液型、肌や目の色、身長など形質を現すものから生活習慣病や特定疾患へのかかわりの有無、薬剤感受性の差異などへの関係が深いことがわかってきています。人種や家系により医薬品との適合性に違いがあることはすでに広く知られており、「オーダーメード医療」等新たな医療を開くための鍵となっております。
SNPはエクソン上または非翻訳領域の一塩基あたりの主として2アレルの違いを指し、出現頻度(MAF)5%である点がポイントミューテーションと区別されます。定常的にゲノムDNAの数百塩基に1個程度の頻度で存在し、個々の遺伝子座(ローカス)の種類によるものでなく複数ローカスの組み合わせの違いによるさまざまな形質への関与、多因子疾患等量的形質への影響等が注目されています。
SNPはジェノタイプのフェノタイプへの対応を見つける際のマーカーとして用いることができ、シンプルなメンデル遺伝から複雑な連鎖解析までを行う上で高頻度に存在する点で他のマーカーより精密に解析することが可能になります。この多数のSNPを高速に検出する技術としてIllumina BeadArrayはスループットと正確性が裏付けられています。

